2021年7月25日(日)、7月例会「わたしたちが描く理想のうしくかっぱ祭り~2022年のお祭り開催を願って~」をアカデミーメンバー主管にて開催いたしました。
当例会事業の概要とねらいとしては、新型コロナウィルス感染症の影響によって2年連続して延期となっている地元の夏の風物詩「うしくかっぱ祭り」の来年2022年の開催を願って、40年近く続いている伝統のお祭りについて、現在牛久の地域の人々が持っているそれぞれのイメージ・思い・考えをアンケートを通して回答してもらい、それらを集計した結果をうしくかっぱ祭り実行委員会へ共有し、来年の開催を考える上でのヒントとして役立ててもらうというものです。
具体的には、うしくかっぱ祭り実行委員会並びに牛久市の後援を得て、6月下旬から開始したオンラインアンケートへの回答協力を広く牛久の地域の人々から募るため、市内各所でのJCメンバーによる街頭アンケートやチラシ配布、家族・友人・知人及び他団体へのアプローチに加え、広報うしくでの宣伝などを実施しました。
例会当日には、うしくかっぱ祭り実行委員会の門井会長及び齋藤副会長をお招きし、以下のセッションを行い、併せてお祭りの歴史や経緯、貴重な体験談などを聞くことができました。
第一部のレクチャー「うしくかっぱ祭りって何だろう」では、JCメンバーが対外的に牛久市の魅力の一つであるお祭りについて正確に発信できる知識の獲得を目指し、お祭りの起源や歴史、河童ばやし踊り、イベントの構成、地域への効果などをクイズや会長及び副会長のフリートークも交えながら学びました。今まで市民でも知らなかったような意外なうしくかっぱ祭りの側面をレクチャー資料や当事者の体験談などから知ることができ、新しい発見につながったメンバーも多くいたようです。
第二部プレゼンテーション「アンケート集計結果」では、6月25日から7月24日までの約1か月間に得られたオンラインアンケートへの回答を集計した結果と傾向などを発表しました。500件を超える牛久の地域の人々のうしくかっぱ祭りに対する率直な「声」が集まり、このお祭りに関する意見、考え、思い出など幅広く知ることができました。お祭りを望む声も厳しい声もあるがままに現状を見ることで今後の検討の中で役立つものであると実感しました。
第三部グループディスカッション「わたしたちが描く理想のうしくかっぱ祭り」では、今までのお祭りについて各トピック(暑さ対策・開催時期・場所・構成など)に関して門井会長からインプットをいただいた上で、JCメンバーが5グループに分かれて、それぞれのトピックについて議論を交わし、これからのうしくかっぱ祭りを前提とした新たな提言をまとめました。門井会長及び齋藤副会長にもディスカッションの中でアドバイスをいただきながら、最後に各グループが提言内容を発表し、全体に共有しました。アンケートの結果とお祭り関係者の情報を活かし、チームで考え話し合うことにより、新たな知見や斬新なアイディアも生まれたと思います。
これらグループディスカッションにおいて生まれた提言を基にし、また8月8日まで受け付けているオンラインアンケートへの回答結果と分析も踏まえたうえで、8月20日にうしくかっぱ祭り実行委員会様へ正式な提言・報告書を提出する予定です。
例会にご参加くださいました、うしくかっぱ祭り実行委員会の門井聡会長並びに齋藤毅副会長、誠にありがとうございました。